PLANTADOR－BREAKING THE BORDERS

植物の花を調達の前に先日の「白斑パンダナス」を関西への発送にいってきました。

それからノコギリとバケツを持って、交渉場所のあるレストランへ・・・

ここにあるのは以前から知っていて、他の場所にも2つあったが、それは僕が別件でカットしてたので

この場所が僕が知ってる中ではラストでした。

早速交渉へ。

「おはようございます。すいませーん」　（もちろん笑顔で）

が、しかし今回はちょっと違った・・・

ランチ前の仕込み中で、しかも僕が声掛けしたところは厨房の裏口。

僕も飲食店で働いてた事があるので、仕込み中の厨房のピリピリ度の

すごさは経験してるので「ヤバイ」と思いました。

助かったのは女性の方が出てきて話を聞いてもらえたこと。

説明してもやっぱりとまどっていました。

いずらい空気感の中、その女性が「社長が呼んでます」とのこと。

正直、なんでこんなに大げさになってるのだろうと思いながらも

満面の笑みでその社長に挨拶し名刺を渡しました。

また一から説明です。（もちろん大げさに、そして自分が活けるかのようにジェスチャーも交え）

ポイント：こっちは笑顔で声のトーンをあげてるが、交渉相手との温度差は歴然。その低い温度にのまれないこと。

僕が交渉した物↓

「アガベ・アングスティフォリア」の花。

この咲き方すごくないですか？

通常真上に伸びるが、壁面に親株が植えられているため、真横に伸びています。

結果↓
ゆずってもらえました。

もちろん、去り際に笑顔で「今度食べに来ます！！」と。

Tさん、これで注文品仕入れできましたよ！


さぁ、ここからです実際は。注文希望高さ2m。

カットした長さ2mちょっと。

とりあえず、梱包し明日発送だなと余裕かましながら、確認の電話をかけたら

到着希望日24日だがセリの時間帯にはあってほしいとのこと。それ聞いてかなりあせった。

なぜかというと、県外のセリ時間は早朝のためその時間に物が届く事はありえないから。

まさかと思って航空貨物会社に電話。

「明日持ち込みだと24日の昼前着ですね。」とのこと。

いろいろ聞いたら、「今日の18時までに持ってきたら明日中には着きますよ」とのこと。

時計みたら16時半。「18時までに持っていきます」

ラタニアは終わっていたので、アングスティをそっこうで梱包。

時間ギリギリ。着いたらスタッフの方がすぐ来てくれて、仕上げの梱包。


どうにか間に合いました。

いつも僕が持ってくる物はサイズや形が普通と違うので、その方も「たまには普通の楽なやつお願いね」

と苦笑いされました。

今回はすごい良い経験させてもらいました。

後は使い手の評価を聞いて、はじめてこの仕事は終了です。